「ルート66」はネイティブ・アメリカンの古い道からはじまった。

route66
国道66号線(ルート66)は連邦最初の国道の
1つとして1926年11月11日に創設されました。
 
全長3,755km(2,347マイル)におよぶこの国道は
アメリカ合衆国中西部・南西部の8州を通り、
イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいました。
 
しかし、時代が進み、州間高速道路が発達、
その長きに渡る役目は、取って代わられることに。
 
1985年、国道66号線は廃線となり、旧国道66号線(Historic Route 66)
として、国指定景観街道(National Scenic Byway)に指定され、
現在のルート66の姿があるのです。
 
この60年にわたる歴史の中、様々な物資や人間模様を運び続け、
人々を支え続けた、「ルート66」
 
のんびりと、その道のりを辿ってみたいと思います…。
 
 
国道66号線の設置以前。
ミズーリ州内、セントルイスとスプリングフィールドの間には
「オセージ・インディアン・トレイル」(Osage Indian Trail)と呼ばれる
 
「ネイティブ・アメリカンの古い道」が通っていたそうです。
 
 
1800年代初頭、電報線がこの道に沿って
スプリングフィールドよりもさらに南、
アーカンソー州フォートスミスまで引かれます。
 
それにより、この道は「オールド・ワイヤー・ロード」
(Old Wire Road)と呼ばれるようになりました。
 
1922年、この「古い道」はめでたく「ミズーリ州道14号線」
(Missouri State Highway 14)となります。
(現在のミズーリ州道14号線はこの道とは異なります。)
 
この「旧・ミズーリ州道14号線」こそが、後に「ルート66」と呼ばれ、
人々に今なお愛され続け、
アメリカ合衆国の歴史に残る「国道66号線」となる
「元々の道」
だったんですね。
 
 
1923年に、アメリカ合衆国で初めて
国道システムの設置が提唱されたわけなんですが。
 
この時の提案には、「国道番号を偶数」に、
「番号を60から始める」という内容がすでに盛り込まれていたようですょ。
 
議論の結果、国道60号線(U.S. Route 60)は
バージニアビーチとミズーリ州スプリングフィールドを、
国道62号線(U.S. Route 62)は
シカゴとロサンゼルスを結ぶ国道として定められました。
 
そうして、1926年。
アメリカ合衆国南西部を東西に貫く、この国道には、
「覚えやすく、言いやすく、聞きやすい」という理由で
ゾロ目の「番号66」があてられ、「国道66号線」が創設されたのです。
 
 
 
かつては、ネイティブ・アメリカンの生活道(であったであろう)
一本の道。
 
そんな、はるか昔のネイティブ・アメリカンが踏みしめてきた道筋が、
やがて国道になり、その役目を終えて今なお、多くの人を魅了する
「ルート66」としてあり続ける…。
 
 
そんな過去からの風景を思い浮かべながら
「ルート66」に憧憬の想いを抱かずにはいられない
私たちなのです。

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