カバン物語の素「ダイナスティー」

アパラチア州立大学
「やまもり」のアメリカ古着の背景(?)
カバン物語の素になった資料、まとめてみました。
 
 
カレッジ・フットボールチームの
アパラチア州立大学「マウンテ二アーズ」。
 
この大学は1899年、ノースカロライナ州ブーンに設立されました。
(学生数15,000人程度)
州内で6番目に大きい州立大学です。
 
チームのニックネームは「マウンテニアーズ」。
チームのカラーは黒とゴールド。キャラクターマスコットはヨセフ。
 
 
2007年9月1日、カレッジ・フットボール開幕の日。
この日、カレッジフットボール史上に残る、ありえない大番狂わせが
起こってしまったのです。
 
そしてそれは、「ミシガン・スタジアム」(通称「Big House」)
に観戦に来ていた10万人以上の目の前で起こったのです。
 
(ちなみに。アパラチア州立大学のスタジアムの最大観客動員数は
  約1万7,000名)
  
 
で。この日のゲームは、ミシガン VS アパラチア。
 
ミシガン大学フットボールチームといえば。
 
1902年に第1回ローズボウル(ビッグタイトルの大会)の覇者になり、
それ以来、勝利数・勝率両者においても一流、ディビジョン(ランククラス)
も一番上のI-Aと、まさに、全米一を誇る超名門チーム。
 
 
対する、アパラチア州立大学フットボールチームは。
 
そこそこの勝率で頑張ってはいるものの、
ディビジョン(ランククラス)は格下のI-AA。
 
実力の差は、プロ野球一軍と高校野球の甲子園優勝校…
って感じらしい。
 
本来、対戦していることすら、ありえない上に、
さらに、「マウンテニアーズ」が勝利してしまったもんだから、
そりゃ、ちょっとした話題にもなるってもんでしょう。(笑)
 
 
で、なんで、こんな番狂わせな出来事が起こったのか…。
それは、名門、ミシガン大に「ちょっとした事情」、があったようです。
 
 
当時、全米フットボールランキング5位にランクされていたほどの
ミシガン大学ですが、この前の年は、全米No.1決定戦の
タイトルゲームに出場することができず、他のゲームも負け続き…。
 
 
だもんで、「ちょっとここらで、勝ちゲームを」
…という感じだったんでしょうか。(謎)
 
必ず勝てる(はずだった)アパラチア州立大学に
「遠征費」の名目で、40万ドル(=約4,600万円/当時)を支払って、
ミシガン大の本拠地に呼んだのですょ。
 
 
しかし、40万ドルって…!!!(汗)
 
 
日本人の感覚としては、少々アメィジングな
いきさつで、「どないやねん?!」な感想なのですが。(笑)
 
 
これはどうもお国事情が少々違うようです。
 
私の感覚からすると、「大学生のチーム」という感じで、
「学生」とか「学校」のイメージが抜けなかったのですが…。
 
例えばノートルダム大のフットボール収入は
6,000万ドル(=約69億円/当時)超、
ミシガン大で5,000万ドル(=約57億5,000万円/当時)超と、
もはや、「学生のチーム」的なありようではないのね…ってことで。
 
ですので、ミシガン大にしてみれば、
40万ドルの「招待費」を払うことなど何ともない…のでしょうか…。(汗)
 
ちなみに。
同時期のアパラチア州立大学のフットボール収入は
約400万ドル(=約4億6,000万円)。
 
と、規模や強さには開きはあるものの、あちらの大学のスポーツチームは、
だいたい、こんな感じのありようです。
 
商売的な感じで成り立っている部分もあるようですね。
グッズも多数ありますし。
 
 
話がそれてしまいましたが。
 
この試合。
当然ながら、ミシガン大の勝利を誰も疑わなかったのは、
言うまでもありません。
 
ところが。
ゲーム開始早々から、アパラチア州立大は快進撃を繰り広げ、
試合中盤には一時7-14とリードを許す場面もありつつの。
 
終盤。32-31で迎えた最終クォーター残り27秒で、
アパラチア州立大にフィールドゴールを決められ、
見事、史上に残る大番狂わせを実現したのです。
 
 
これにより、地元の小売店は大学の衣類や他のアイテムの受注が
大幅に増加し、大学には多くの学生が次年度の入学を希望…などなど。
 
アパラチア州立大学の勝利は、地域にいろいろと経済効果を
もたらしたことも、付け加えておきましょう…。
 
 
ステキです。経済大国アメリカ。(笑)

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