言霊の文化は美徳であった、と思います

インディアン
アメリカンインディアンで思い出すのは、
「インディアン嘘つかない」のフレーズ・・・。

一時期、ギャグっぽく流行ったような気がします。

どうやらこれは、かつて日本でも人気があったハリウッド西部劇の中で使われた
台詞「インディアン嘘つかない。白人皆うそつき」に発端があるようです。

歴史でも知られているように、当時のアメリカ政府はインディアンに対し、
搾取、強奪を行っていったわけですが、そうする中でも会談、
条約なども行っていきます。

ただ、いつの時代も政府とは、「大統領と政治が変わると、過去のもの」
というわけでしょうか・・・。
「その当時に形だけで結んだ条約」というところに位置づけられ、
効力がなくなっていくこともあったようです。

しかし、インディアン側からすれば、そうはいかなかったのです。
それは、彼らが「言霊の文化」を持っていたから、ということのようです。

この「言霊の文化」は日本にも存在する(・・・した?)文化で、
言葉の中の魂・・・とでも言うのか、言葉に霊がやどると考える
精神文化です。

それは
「言葉には力があり、それを発することには大きな責任が伴い」
「言葉を放つことによって、それは現実化するという力もある」
というもので、実際にその言葉に則して生きる・・・、という、
まぁ、平たく言えば
「言ったからには約束は守ります」というコトですね~。(笑)

これがかつては日本でも文化として存在し、美徳でもありました。
もちろん、インディアンにとっても同じです。

ですので、当然、当時のアメリカ政府との条約は、インディアンにとっては
絶対の真実となりえたはずなのです。

ただ、そういった文化を持たなかった白人政府は、自らの都合により
その条約を破っていったのでしょう。

(「風の言葉」より)
「我々、インディアンにとって言葉というのは神聖なもの、
絶対なものだ。それには命がある。
私が貴方と約束を交わしたら、それは偉大なる神と
約束事を交わしたのと同じなのだ。
しかし、貴方にとってはそうではないようだ。貴方は約束を何度も破った。
貴方の放った言霊は何だったのか?私達には理解出来ないことだ。
我々はもう貴方と約束事をしない。我々インディアンは決して嘘をつかない。
それは神に対する欺きだからだ。しかし白人はそうではない。
貴方の舌はヘビのように二股に分かれている。
一方ではこう言い、もう一方では別のことを言うのだ。」
以上が、実際にその昔、インディアンの首長が話した言葉を、
思い出しながら書いたものです。

とはいえ、これもやや、風化していく時代の名残のようで、
現代のアメリカインディアンも時代が進み、日本と同じように
言霊の文化も変化しつつあるようです。

少し悲しい気もします。何とか残ってもらいたいなぁ・・・と。

私はこの話を知る以前、日本の精神文化としての「言霊の文化」に
興味がありましたので、「ウンウン!」って感じがしているので。

というわけで、さらにモンゴロイドのことに次いで、今回の言霊の文化という
共通点も、「嬉しいような~不思議なような~」・・・というのが正直な感想です。

 

で、オマケ的に。

例えば、当時のアメリカ政府と今話題のドコゾの政府と
置き換えて見るのもチョット面白かったり・・・?

ケレド、それが繰り広げられるのが、あくまで同じ文化圏にある、
(多分)同じ民族間によってであるトコロが、何とも意気消沈、
といったオチなんですケドね~(笑)。
(まったくの個人の感想デス)

 

≫≫≫参考サイト
http://earthlodge.main.jp/wind/log/cat7/(風の言葉)
http://www.nizm.jp/index.html#aidg(アメリカインディアン大辞典)
http://www.indeanakama.com/now/native.html(インディアンLife)

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