ところで「リサイクル」について、ですが。

数年前。私の目の前に「リサイクル」は突然現れました。
・・・というのも大げさですが、結果として、そんな感じです。
 
「物を大切にしよう」
 
というのは、はるか昔からのセオリーでもありますし、日本古来の美意識でもありますが
(というより世界共通か・・・?)、まぁ、「何を守るのか」ということの境目は、微妙であります。
 
例えばお皿。
別に普通のお皿(陶器などの)を繰り返し使えば良いようにも思えますが、果たして、その使用後、
それを洗うために使う洗剤と水(またはお湯)、その排水関係(汚染や処理など)それぞれにかかる
エネルギーやコストは?etcといった側面から見ると、どうなんでしょう・・・とか。
 
では逆に、使用後の紙皿を廃棄することによる、最終、焼却場で排出されるCO2はどうなんだ、とか
そもそも、その紙皿を作るのに使う様々な資源やエネルギーは・・・って感じになってくるわけで、
「守りたいもの」と「守り方」がブレないように考えないと、ってトコロであります。
 
多少、商売柄(古着のリメイク)は、「リサイクル」に遠からず、なのでここで簡単に説明を・・・。
 
一般に「リサイクル」として認識される内容は、3つの種類に大別され
それぞれの頭文字から「3R」とも称されます。
 
*Re duce(リデュース)=「ゴミを出さない(出るゴミの量を減らす)」
・ISO(ISO 14001)世界共通の環境保全活動、例えば、詰め替え用ソープなどの長期利用により
 ゴミの量を減らす、など。
 
*Re use(リユース)=「汚れを取り除き、原形で再利用」
・使用しなくなった物を別の人に使ってもらう。
・別の利用法を考え、使えなくなるまで捨てない工夫をする。
・飲料のビンのリユースは「エターナブル ビン」と呼ばれる。
 
*Re cycle(リサイクル)=「原料レベルに戻して再利用」
・製品化されて使用後の物(不用品や廃物)を再資源化し、新たな製品の原料とする。
 
通常、「リサイクルショップ」「古本屋」などで知られている「再利用」のシステムは、
正確には「リユース」と呼ばれる区分になり、ペットボトルやアルミ缶などを
「再利用」するのは「リサイクル」の区分となります。
 
さらに「リサイクル」の中でも、3つの種類に大別されています。
 
*「プロダクト リサイクル」
・使用済みの物に部品交換や修復などの処理を加えて、以前と同じ用途で
 利用できるよう、再生品化する。(再生タイヤ、リサイクル・トナーカートリッジなど)
 
*「マテリアル リサイクル」
・使用済みのゴミを原料にし、溶かすなどの処理を加えてもう一度製品原料として
 再利用する。
・精密機器や家電などは各部品に分解され、新たな原料となる。
 「水平リサイクル」-「マテリアルリサイクル」により、再度、同じ製品になる
 「アップワードリサイクル」-「マテリアルリサイクル」により、別の製品になる。
 
*「サーマル リサイクル」
・最終手段として、廃棄物を焼却した際に発生する熱エネルギーを回収・活用する。
 
ということで、CMなんかでよく見る「ペットボトルがパパのワイシャツに」
なったりするのは「アップワードリサイクル」と呼ばれるもので、
「アルミ缶がアルミ缶に」なったりするのは「水平リサイクル」と呼ばれるものです。
 
まぁ、この「リサイクル」は当然、メリット・デメリットがあるわけで、
資源の節約や保護、廃棄場所の土地問題の緩和といった側面での貢献は確かなのですが、
再資源化の際に結局はエネルギーを要し、加えて熱処理の場合のCO2の問題、
再生品の不良率のアップと、デメリットが全く無いとは言えないのが現状です。
 
過去を思いおこせば。
 
そもそも、まず、一般的にゴミの認識は「産廃」と「家庭ごみ」というくくりがあり、
さらに「家庭ごみ」にも、「缶」、「粗大ゴミ」、「それ以外(生ゴミとか」)、くらいの
くくりであったように思います・・・今にして思えばユルイ時代です、色々。
 
が、とたんに。ある時を境に「リサイクル推進」運動は広がりを見せ、「あ」っという間に
あれよあれよと「リサイクル推進」はもはや「思想」に近いノリで世間に浸透、その勢いの凄さは、
近年の日本ではまれに見ぬ素早さだったのでは?と、個人的感想ですが。
 
そう、「資源」を大切に、さらに「再利用」・・・。チラリズム的に「プルサーマル」。
 
実はこの「資源」「再利用」「プルサーマル」が、後々、私のある疑問のキーワードとなるのですが、
そのお話は、次回にに順延・・・。
 
今回は、ことのほか「リサイクルの説明」に、私自身、少々、ヤラレタ感は否めないところで
ございますので、そろそろ撤退したいと思います。
 
ちなみに、「やまもり」の商品は、「リユース」可能なトレーナーなどを、あえて使用
しているので、根本的に「リサイクル」には当てはまらないのですが、それ自体を分解し、
別の物(バッグ)にリメイクしますので、しいて言えば「アップワードリサイクル」に近いかも
しれません。

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