命あってのモノダネと思うのです。

観覧車
車っていうのは、案外、色んなことに遭遇します。
助手席で運転しない私だから、特にそうなのかもしれません。
 
いつもキョロキョロ景色を眺め、時折、運転者(相棒)に
「あ、アレ見てみて~」とか話しかけ、ひょっとして世間の
事故率を上げているのは、私かもしれません…。
 
この日は外回りの日。結構、遠距離なので高速道路での移動。
 
ところで。
高速道路って、当然、一般道よりも車のスピードは早い訳で。
なので、車間距離は大切です。(笑)
 
 
また、「キケン」印のトレーラーなんかも一般道より多く
見かけるのも、これまた高速道路の普通の景色…なのですが。
 
この日、お天気は快晴、視界は良好。渋滞もなく
気分よく快適な走り。
 
と、ちょっと、霞が出てるかな…とか、ふと思い。
 
「いやいや、こんな昼間にいきなり霞、出ないし」とか
一人でツッコミを入れつつ、よくよく前方を見てみると。
 
霞の根源、颯爽と突っ走る、白煙撒き散らすトレーラー。
 
…。
 
ディーゼルではなさそうです、トレーラー。
 
大手石油会社のマークを、そのボディーに誇らしげにかかげる
その車体のタイヤ付近から、まるで煙幕かのように立ち上り…。
 
ああ…何だか「喉の痛い香り」がコチラの車内にも
薫ってまいりましたょ…。(涙)
 
 
「アノ車、…ヤバイ」
 
「二人がそう判断するのにそう時間はかかりませんでした」
…ってゆーか、おそらく、その周辺にいた運転者たちは、
みんなそうですってば。(笑)
 
で、二者択一です。
 
そう、①サッサと追い越す。②車間距離を異様なまでに取る。
コレしかないですね。
 
 
普段より車間距離にはちょっとしたこだわりを持つ相棒
「やま」は②を選択。
 
①を選択する運転者の多い中、「これでもか」という車間距離で、
もはや、「のろし」のように見えるソレを見守りつつ、
走り続けるのですが。
 
その間、その私たちの選択肢を知る由もない後続車が続々と
過ぎ去っていく中、視界から動じない、一台のトラック。
 
そのボディーに刻まれた輝く飛脚の絵柄の走りっぷりには
見覚えが…。
 
そして、飛脚であるソレは、不自然なほど長く、例の
「白煙車」との距離を保ちながら、走行しているではありませんか!
 
瞬間、私はその顔も知らぬ飛脚の主から、直感的に「同種の匂い」
を察知しましたね。
 
そう、彼?もまた、「わが身(と荷物)の安全、車間距離を選択」
したに違いない!…と。
 
 
そう。これは一種のギャンブルなのです。
 
何事もなく白煙車を追い越せれば、パーフェクト。
 
しかし、白煙車を追い越そうと、まさに接近したその瞬間、
「恐れている何か」が発生するかもしれない。
 
車間距離作戦は、安全度はアップするものの、しかし、
はるか前方で「恐れている何か」が発生した場合は、
しっかり「足止め」を食らってしまうことは必須…。
 
どちらにかけるかは、本人次第でしょう…。。
 
念には念を、と、白煙車の更に隣レーンを走行していた我々が、
その飛脚の背後に回り込み、すぐさま飛脚を盾にとったことは、
もはや、特筆すべきことでもないでしょう…。
 
ありがとう、飛脚の君よ…。
 
次回、うちの商品の発送の時には、御社にお願いすることに
しますね。
 
で、顔も知らぬその「飛脚の君」に守られながら、時折、
カーブの先に見える「白煙の君」は、「路側帯の非常駐車帯」には
立ち寄る気配すらなく、いつしか、私たちの視界から、白煙を残し
消えていったのです…。
 
 
 
まだ、喉が痛いです。

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